第7章 再蒸留型蒸留機(試案)

7-2-4 気中噴出式再蒸留型蒸留機による蒸留方法

①棚段付き蒸留機の部品装着孔に部品を装着して、図7-2 (再掲)のように気中噴出式再蒸留型蒸留機の形状とします。
②表5-1(再掲)を参考にして、蒸留機の運転条件を設定します。
③仕込部(1(図7-2以下同じ))及び濃縮塔部の通気口(30a及び30b)、並びに再蒸留部貯留液抜きバルブ(41)を全部開きます。
④仕込部にアルコールを含有する液体を仕込み、加熱装置図(6または7)により加熱します。
⑤仕込部の通気口(30a)から出る蒸気の香りが良くなったら、前記通気口のバルブを閉じます。
⑥濃縮塔部の通気口(30b)から出る蒸気の香りが良くなったら、前記通気口のバルブを閉じ、再蒸留部貯留液抜きバルブ(41)も閉じます。(以上ガス抜き操作)
⑦仕込部で発生した蒸気は再蒸留部(2)に流入し、再蒸留部内において、温度低下により蒸気の一部が凝縮して凝縮液が生じます。凝縮液は再蒸留部に溜まり、仕込部の仕込液(9)には流入しません。
⑧仕込液のアルコール濃度(または留出液のアルコール濃度)が前もって定めた濃度まで低下したとき、仕込液(9)の加熱を停止し、以後再蒸留部の再蒸留部貯留液(10)を加熱装置(7)により加熱して蒸留します。
⑨留出液のアルコール濃度が前もって定めた濃度まで低下したとき、再蒸留部貯留液量の加熱を停止します。

(図7-2再掲)

図7-2 気中噴出式再蒸留型蒸留機(その1)(試案)
  記号
1:仕込部、 2:再蒸留部、 3:保温材 、4:棚段、 6:間接加熱装置、 7:直接加熱装置、 9:仕込液、 10:再蒸留部貯留液、 11:蒸気導管、 15:密閉用蓋 、16:分縮機、 17:冷却機、 18:バルブA 、19:バルブ、B 22:留出液、43:安全弁

(表5-1 再掲)

 

 

  「7-3  バブルキャップ式再蒸留型蒸留機(試案)」に進む  

Pages: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11