第2部第3章 糖質と二日酔いの関係

3-2 体内のNAD濃度低下対策
 体内にはNADHからNADに再生する反応が多数ありますが、消費と再生のバランスが崩れると、エタノール及びアセトアルデヒドの分解速度が低下して、両者の複合的な障害が持続し、二日酔いの原因になる可能性があります。
 文献(3-3)には、体内のNAD濃度低下を防止するためNADの原料となるナイアシン(以前はビタミンB3と呼ばれていた物質)を含む食品やビタミン剤などにより、外部からNADを補充する方法が記載されています。
 体内のNAD濃度低下の防止策としては、NADを外部から補充するだけでなく、体内でのNAD消費量を減らせばよいとも考えられます。NADはエタノールだけでなく他の食品の消化でも消費されます。
 したがって、NADを多量消費するような食品を食べなければ、体内でのNAD消費量は減少できると考えられます。

 

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