第1章 単式蒸留機の構造

1-6 まとめ

     歴史的に見ると、蒸留機は古代から存在していましたが、19世紀に再留缶を有する「複式蒸留機」ができたため、古くから使用されてきた蒸留機は「単缶式蒸留機」または「単式蒸留機」として区別する必要が生じたと推察されます。
  化学工学で使用される「単蒸留」という用語は20世紀になって使用され始めた用語で、蒸留機内で蒸気が凝縮しない、特殊な蒸留を意味します。
  「単式蒸留機」という用語は、広義では酒税法で定義されている「連続式蒸留機以外の蒸留機」を意味し、蒸留機の形態は非常に範囲の広い装置と考えられますが、蒸留酒製造技術においては、「単式蒸留機」は通常「ポットスチル型蒸留機」を意味する用語として使用されています(例えば文献1-4)。本サイトにおいても、「単式蒸留機」という用語は「ポットスチル型蒸留機」という意味で使用しています。

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奄美大島、名瀬湾での釣り

                              

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